夜中に、はっと目が覚めた。
浅い呼吸。首筋をつたう汗。早く打つ胸の鼓動。
——半年経っても無職のまま、前に進めていない。
そんな夢を見た。
言葉にならない不安が押し寄せる。
「本当にどうしよう。」
もう眠れる気がしなくて、気持ちを切り替えようとストレッチをしてみる。
読書も試してみる。
けれどまた布団に戻っても、眠れない。
寝返りばかり打って、つらい朝を迎えることが増えた。
***
「私だけ働いていない。」
そんな言葉が、心の奥で何度も響く。
みんなは働いている。生活を支える収入がある。
なのに私は、収入が途切れた。
でも、やめたくてやめたわけじゃない。
働く意志はある。今も、昔もずっと変わらないのに。
これまで以上に真剣に転職活動をした。
何度も履歴書を書き、面接を受けた。
なのに、進展がない。
「全部、自分のせいなんじゃないか」って思ってしまう。
もしも、ただの仕事だと割り切ってもっと感情を殺し、
ただ業務をこなすだけの日々を続けていたら——
今頃まだ、正社員として働いていたのかもしれない。
そう考えると、悔しいし、悲しいし、何もかもごちゃまぜになる。
***
そんな夜に。
眠れない夜に。
せめて自分を責めるのはやめよう、と言い聞かせてみる。
そんな夜に始めたことがある。
**自分の気持ちを、ノートに短く書き出すこと。**
不思議なもので、頭の中で考えていることと、手を動かして書いた言葉が少し違う時がある。
書き終えると、ほんの少しだけ気持ちが落ち着く。
そして最後に、一言だけ。
前向きになれるような、もしくは自分を慰める言葉を一つ浮かべる。
ときには、ちょっと笑ってしまうような一言でもいい。
たとえば——
> 同情するなら、金をくれ。
ドラマ「家なき子」を覚えているだろうか。
安達祐実さんが演じたあの強烈なセリフ。
あの時代、あのドラマを思い出して、ふと笑ってしまう。
「……あれ、今の私にぴったりかも。」
口にしてみたら、少しだけ元気になってきた。
今ではもう作れない類のドラマかもしれない。安達祐実さんの演技力すごかったな。
***
眠れない夜は、誰にでもある。
つらい夜も、焦る夜も、涙が止まらない夜も。
でも、それでも朝はちゃんとやってくる。
焦らなくていい。
泣いたっていい。
夜を越えた先で、また小さく笑える日がきっと来るから。
今日も、自分を責めすぎずにいこう。
私もまた、少しずつ頑張るね。
**あなたの頑張りも、実りますように。**

