##転職活動って、本当に大変。
応募してもなかなか書類が通らず、やっと面接のチャンスが来ても、
自分でも納得いかない結果に終わる。
そんな日が続くと、心が折れそうになる。
##面接の日
ある朝、求人サイトで気になる募集を見つけた。
自分の職務経験に近くて、勤務時間と通勤時間が希望範囲内で良いと思ったのが、キッカケ。
この条件は自分的に見つけもの!と思い、
人より先手を打たないと!急いで応募し、履歴書と職務経歴書を送った。
数日後、面接の連絡が届いた。 (やった)
緊張を抑えるため、前日まではなるべく考えないようにした。
それでも、当日の朝はやっぱり胸がドキドキ。
「友達に緊張してる?」と言われながら、冷静をつとめた。
自分が応募先の企業のどんな事に貢献できるかな、と自身の経歴を洗い出し、繰り返し考えた。
遅れないように、かつ早くに着き過ぎないよ、時間を何度も気にしながら
身なりとカバンの中身を整え、会社の前で深呼吸してからドアをノックした。
「本日、面接のお約束をいただいております、(〇〇)です。」
面接が始まった瞬間、頭の中で何度も練習した受け答えは、ふっと消えてしまった。
だって、面接官の第一声がまったく予想外の質問で、疑問と緊張が一気に押し寄せてきたから。
それは業務とは何の関係もない、いわゆる私的な内容の繰り返しだった。
面接が始まった開口一番で、私的な部分にずっと触れてくる面接官。呆気に取られてしまった。
個人情報や、コンプライアンスが重要視されてきたいまのご時世なのに・・?
昔、女性に「結婚したら、辞めるんですか?」と聞いていた失礼な面接があったそうだが、今回の面接のはじまりも、まるでそれだ。
面接の第一声から、どうも出鼻をくじかれたようだ。
正直、いまでも思う (それらの質問、仕事になんの関係があるのでしょうか?) と。
業務についてきかれた内容と言えば、自己紹介、転職理由、職務経歴。
質問はどれも想定内だったけれど、うまく話せなかった。
「弊社で叶えたいことは?」と聞かれたときも、言葉がうまく出てこなかった。
##面接を終えて感じたこと
面接をうけて、働くスタンスが、違うかもしれない、と感じました。
私は以前、仕事にのめり込みすぎて体調を崩した経験があり、
だから今は、「公私を分けて、オンオフをしっかり切り替える」という教訓を大切にしている。
でも、この職場ではそれが難しそうだった。
「非常事態であれば時間外の夜中でも、出て来れますね?!」といわれたのだ。
・・・「来れますか?」ではなく「これますね?!」・・・
??? 困惑を隠せない自分が、そこにはいた。
この企業では退社後も、職務から離れられず、気が休まらない自分の姿が浮かんでみえた。
それに自分の仕事へのスタンスとして、
互いに協力して、気分よく仕事をする為に「節度持った距離感」がある方がいいと思っていて。
(これは前職で、上司がちょくちょく社員のプライベートに踏み込み、
根掘り葉掘り聞いては、社内外の方に話をしているのをみてきた経緯があるから。)
後半で、面接官が「男性の応募が来ると想定してた」
ぽつりと言った言葉も、胸にひっかかった。
だったら最初から面接に来させずに、書類選考時に断ってほしい!
私も予定があった中、貴重な時間を空けて来たのに。
##帰り道で思ったこと
帰り道は、足取りが重かった。
「またダメかもしれない」
「私にはうまく話す力がないのかも」
そんな思いが頭をぐるぐると回る。
自己PRも満足にできなかったし、希望条件もきちんと伝えられなかった。そして、あの開口一番の、プライベートから触れる社風(?)にも、疑問を感じていた。
夜は何も手につかず、ただ疲れ果てていた。
##それでも前を向く
思うように、うまくいかないな。
――それでも、探し続けるしかない。
現実は厳しいし、思うようにいかない。
でも生活がある。
自分の力で生きていかなくちゃいけない。
じぶんに合う場所に出会うために、次へ進まないと、ね。
今日はかなり挫けた。
焦りの気持ちも出ちゃって。
けど、明日また、求人を見てみよう。
はぁー。ため息。
妥協、期待、不安や希望・・・
いろんな思いが駆けめぐる”転職活動”って、つくづく「自分と向き合う旅」だなぁと。
同じように頑張っている方、一緒に少しずつ進んでいきましょう。
