# 続かない自分に、さよならを言わなくていい

「続かない」と嘆けるのは、本気で「やりたい」と思っていたから、こそではないか。

何もかも投げ出してしまえば、こんなに落ち込むこともないはず。

焦りも、あきれも、不安も、全部「ちゃんとやりたい」という気持ちの裏返しなんじゃないか、って。

(本当に私って、なんて意志が弱いんだろう…。)そう思う瞬間が、最近増えた気がしています。

簿記二級の資格を目指して、訓練校に入校を決めた頃。「よし、頑張ろう」と決意したあの日。開講のときには「カリキュラムが終わったら、すぐに日商簿記ニ級の試験を受けよう」と、自分なりの計画を立てていました。

でも現実は、思うようには進んでくれませんでした。

転職活動も同時に走らせていたことで、ひとつのことに集中できず、気持ちも、時間も、あちこちに分散していきました。気づけば、勉強は思うように進んでおらず、試験の予定は1ヶ月延び、2ヶ月延び、やがて3ヶ月先へ。

(わたし、なにをやっているんだろう。)

簿記の勉強も、上達したかったExcelの関数も、転職活動も。どれも「時間がかかるから」と早めに、早めに動き出したはずなのに、あれもこれもと手を伸ばしては、がんばっているけれど、なかなか納得のいく進展が得られず。そのたびに落ち込み、考え込み、自分にがっかりする——そんな日々が続きました。

結局、わたし、何を成し遂げることができたの?

何も、得られていない気がする。

そうこうしている間に、日々はあっという間に過ぎていき、発売と同時に購入した本試験問題集の「ネット試験・統一試験の対応期間」は目前に迫っていました。

もう…何してるんだろう、自分。

早くやらなきゃいけないのに、時間が全然足りない。焦らなきゃいけないのに、現実逃避しがち。

現実逃避、している場合じゃないのに。工業簿記と為替換算、有価証券、連結会計が苦手すぎて、本試験問題集の点数は、合格点にほど遠いまま。合格点の半分すら取れていないのに、どうにも、やる気になれない。集中できない。机に向かっても、長く座っていられない自分に、心底あきれてしまいます。

アラフィフになって、独りで、無職で、収入もなく、資格すら取れていない。将来がまったく見えなくて、不安でたまらなくなる。

(この先、どうなっていくんだろう?)

そんなことを考えていると、まるで電池が切れたみたいに、頭が靄かかったように重くなって、頭痛がしてくる。

だけど。こうして、自分の気持ちを言葉にしてみて、あらためて思うことがあります。

「続かない」と嘆けるのは、本気で「やり遂げたい」と思っていたからこそで。すぐさま、何もかも投げ出してしまえば、こんなに落ち込むこともないはずです。焦りも、あきれも、不安も、全部「ちゃんとやりたい」という気持ちの裏返しなのだと思います。

同じように、資格も、仕事も、日々の暮らしも。いくつものことを同時に抱えながら、踏ん張っている女性は、きっと私だけではないはず。うまく両立できずにもがく時期があっても、それは弱さではなく、それだけ真剣に向き合ってきた証なのかもしれません。

完璧に計画通りに進まなくても、大丈夫。3ヶ月延びた試験も、今日という日から、また少しずつ近づいていけばいい。

自分に満足できるほどの勉強時間を取れずにいても、どんなに自分に呆れても、今日、机に向かった1分間、1問でも解いた問題、なぜ間違えたのか復習をしたこと、自分で、自分のそれらを行動を無意味にしないようにしたい。

今日の私が、昨日と同じように机に向かえたら、認めてあげよう。

それで十分だと、自分にいう。

そして、今日の私が、昨日よりも長く課題をこなせたら、心の中で褒めてあげよう。

一歩ずつ、また進んでいきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました